最近、Apex Legendsをプレイしていて「以前のようなワクワク感がない」「ただの作業になってしまった」と感じることはありませんか。
シーズン27「Amped」が始まって数ヶ月、SNSやコミュニティでは同様の声が溢れかえっています。実はこれ、あなたのプレイスキルやモチベーションの問題だけではないのです。
ゲームを取り巻く環境そのものが、かつてないほど大きな転換期を迎えています。2026年1月現在、多くのプレイヤーが抱くその違和感の正体を、客観的なデータと最新の内部事情から紐解いていきましょう。
記事のポイント
- 同接数の急減が示すApexの現状について理解できます
- PS5などのコンソール版で横行するハードウェアチートの実態がわかります
- ドロップシップ廃止などのシステム変更がもたらした弊害を知れます
- 元開発陣による話題の新作FPS「Highguard」の情報が得られます
なぜ今、Apexがつまらないと叫ばれているのか?核心的な理由

「Apexがつまらない」という検索ワードが増加している背景には、単なるマンネリ以上の深刻な構造的問題があります。2026年1月現在、私たちが直面しているゲーム環境は、全盛期とは明らかに異なるフェーズに入ってしまいました。ここでは、多くのプレイヤーが離脱を決意するに至った、決定的な6つの要因について深掘りしていきます。
終わりの始まり?Steam同接数が示すオワコンの兆候
まず直視しなければならないのが、プレイヤー人口の推移という客観的な事実です。「オワコン」という言葉が飛び交うのは感覚的なものではなく、データが如実に物語っています。
Steamのデータを見ると、シーズン27「Amped」が開幕した2025年11月こそ一時的に盛り上がりを見せましたが、その後の年末商戦期である12月には、本来増えるはずのプレイヤー数が約12%も減少するという異常事態が発生しました。さらに2026年1月に入ってからは、ピーク時の同接数が20万人を割り込む日が常態化しており、全盛期の半分以下という水準まで落ち込んでいます。
マッチングが遅いと感じたり、同じプレイヤーと何度も当たったりするのは、この過疎化が直接的な原因です。「人が減っているからつまらない、つまらないから人が減る」という負のスパイラルに、現在のApexは陥っていると言わざるを得ません。
PS5やコンソール勢を絶望させるTitanデバイスの脅威
これまで「PC版はチーターだらけだけど、CS版(コンソール)は平和」という定説がありましたが、それも今は昔の話です。特にPS5やXboxでプレイしている方なら、不可解なほど弾を当ててくる敵に遭遇することが増えたのではないでしょうか。
現在、上位ランク帯で猛威を振るっているのが「Titan」と呼ばれる新型のハードウェアチートデバイスです。これはコントローラーの入力を偽装し、反動を自動で抑えるアンチリコイル機能や、エイムアシストを強力に補正する機能を備えています。
コミュニティでは「ダイヤ帯以上の敵は全員使っている」と揶揄されるほど蔓延しており、正規のコントローラーで真面目に練習しているプレイヤーが、理不尽に撃ち負ける状況が常態化しています。
運営からの有効な対策が打たれていない現状では、努力が報われない虚無感を感じるのは当然のことです。
ランクマッチが崩壊?PC版のチーターとブースティング
PC版においても、状況は改善どころか悪化の一途をたどっています。「Linux対策」などで一時的に沈静化したかと思われましたが、2026年現在、ウォールハック(透視)やオートエイムは日常茶飯事です。
さらに深刻なのが「ブースティング」の横行です。チーターとお金を払ったユーザーがパーティを組み、ランクポイントを不当に稼ぐ行為が放置されています。これにより、ランクマッチのシステム自体が機能不全を起こしており、実力でランクを上げるという競技性が完全に失われています。
お互いの位置がわかっている状態での撃ち合いは、バトロワ特有の「奇襲」や「立ち回り」の面白さを否定するものであり、これが「Apexは単調でつまらない」という感想に直結しています。
ドロップシップ廃止は失敗?初期降下が退屈な作業に
シーズン26以降導入された「ドロップシップの廃止」と「ドラフトシステム」の導入も、ゲームのテンポを劇的に悪化させました。運営としては「初動落ち」を減らしたい意図があったようですが、これが裏目に出ています。
かつてのように「激戦区に降りて、武器を拾った瞬間のカオスな戦闘を楽しむ」という遊び方が封じられ、ゲーム側から指定された場所に降りて、安全に物資を漁るだけの時間が強制されるようになりました。FPSゲーマーにとって、接敵するまでの長い移動時間は「退屈」以外の何物でもありません。
多くのプレイヤーが、この「物資集めシミュレーター」と化した初動の時間を嫌気し、Apex本来のスピード感が失われたと嘆いています。
ソロがきついのは仕様?EOMMとマッチングの闇
「ソロランクがきつい」「味方が弱すぎる」と感じることはありませんか。これはあなたの運が悪いのではなく、EOMM(エンゲージメント最適化マッチメイキング)と呼ばれるシステムの弊害である可能性が高いです。
現在のマッチングシステムは、平均以上のスキルを持つソロプレイヤーに対して、意図的に初心者に近いプレイヤーを味方につける「介護マッチ」を組ませる傾向があります。一方で敵チームは連携の取れたフルパーティということも珍しくありません。
また、連敗が続くと突然極端にレベルの低い「Botロビー」に放り込まれ、そこで大勝させることで無理やり快感を与えようとする調整も報告されています。このような「勝たされている感」「負けさせられている感」は、ゲームとしての達成感を奪い、プレイヤーを白けさせる大きな要因となっています。
ネメシスとハボックばかりの環境に飽きたという声
ゲームバランス(メタ)の固定化も、飽きを加速させています。特に武器に関しては、長期間にわたり「ネメシス」と「ハボック」のエネルギー武器2強時代が続いています。
「ネメシスを持っていないと撃ち負ける」という環境では、ロードアウトの選択肢が狭まり、毎試合同じ武器で戦うことを強いられます。さらに、シーズン27で強化されたヴァルキリーやホライゾンなどのアビリティが飛び交う画面は視覚的にも騒がしく、純粋な撃ち合いを楽しみたい層にとってはストレスフルな環境となっています。
Apexがつまらない現状から抜け出すための選択肢

ここまでApexが「つまらない」と感じる理由を見てきましたが、決して悲観することばかりではありません。2026年1月は、むしろ新しい選択肢が生まれる希望のタイミングでもあります。今の環境に疲れてしまったあなたが取るべき、次の一手を提案します。
期待の新作「Highguard」へ移住する準備
今、Apex界隈で最もホットな話題といえば、間違いなく『Highguard』でしょう。明日、2026年1月26日にリリースを控えたこのタイトルは、Apex LegendsやTitanfallを生み出した元開発スタッフたちが独立して作った新作FPSです。
「現在のApex運営に不満を持ったオリジナルメンバーが作る理想のゲーム」として、世界中のFPSファンから熱烈な視線が注がれています。バトロワではなく「PvPレイドシューター」という新しいジャンルですが、かつてのApexが持っていた「魂」を感じられる作品として期待されています。
Apexに不満を感じているなら、無理に続けるよりも、この新しい波に乗ってみるのが精神衛生上もっとも良い選択かもしれません。
引退を考える前に知っておきたい運営の財務状況
少しシビアな話になりますが、運営元のEAは、Apexの今期の収益が大幅に減少すると予測しています。これは、運営側がすでにこのタイトルを「維持運用フェーズ」に移行させようとしているサインとも取れます。
スキンやイベントの再販が増え、革新的なアップデートが減っている現状を見ると、今後劇的な改善が行われる可能性は低いと言わざるを得ません。「いつか良くなるはず」という期待を持ち続けることは、今のApexにおいては少しリスクが高いかもしれません。
それでもApexを遊ぶなら「フルパ」が必須な理由
それでも「Apexのキャラコンや世界観が好きだ」という方は、プレイスタイルを変えることを強くおすすめします。具体的には、ソロプレイを完全にやめ、3人のパーティ(フルパ)を組むことです。
前述した通り、ソロでのマッチングは地獄のような環境です。しかし、気の合うフレンドと連携を取りながらプレイすれば、理不尽なマッチングや虚無な時間も、ある程度は笑い話に変えられるかもしれません。もし周りに引退した友人が多いなら、Discordの募集サーバーなどを活用するのも手です。
まとめ:Apexがつまらないと感じる構造的要因
まとめ
- チーター対策の敗北と「Titan」デバイスの蔓延が、競技性を崩壊させている
- ドロップシップ廃止やシステム変更により、ゲームプレイが単調な作業化した
- EOMMによる理不尽なマッチングが、特にソロプレイヤーの意欲を削いでいる
- 元開発陣による新作「Highguard」への移行が、現状の最適解になりつつある