JBLのフラッグシップモデルとして大きな話題を呼んだTour Pro 2から、待望の後継機となるJBL Tour Pro 3が登場しましたね。
世界初のスマートケースを搭載して業界を驚かせた前作ですが、今回の新作はどこが変わったのか気になっている方も多いのではないでしょうか。JBL Tour Pro 3と2の違いを詳しく調べてみると、単なるマイナーチェンジに留まらない、音響設計からの抜本的な見直しが行われていました。LDACへの対応やトランスミッター機能の追加など、ガジェット好きにはたまらない進化が目白押しです。
この記事では、私が実際に調べた情報をもとに、スペック表だけでは分からない使い勝手の変化や、どちらを選ぶべきかの判断基準を分かりやすくお伝えします。この記事を読むことで、あなたのライフスタイルに最適な一台がどちらなのか、はっきりと確信が持てるようになるはずですよ。
記事のポイント
- JBL Tour Pro 3と2の違いにおける音質面での決定的な進化
- スマート充電ケースに追加された画期的なトランスミッター機能の活用法
- ノイズキャンセリング性能や空間オーディオのアップデート内容
- 自分の使用環境(iPhoneかAndroidか等)に合わせた最適な選び方
JBL Tour Pro 3と2の違いを徹底比較して分かった進化点

ここでは、JBL Tour Pro 3と2の違いの中でも、特に「音」と「機能」の根幹に関わる部分を掘り下げていきます。前作で完成されていたと思われた部分が、どのようにブラッシュアップされたのか詳しく見ていきましょう。
ハイブリッドドライバー採用で音質が劇的に向上
今回のアップデートで最も注目すべきは、イヤホン内部の構造です。前作のTour Pro 2は10mm径のダイナミックドライバー1基によるシングル構成でしたが、JBL Tour Pro 3ではJBLの完全ワイヤレスイヤホンとして初めて「デュアルドライバー構成」を採用しました。低域から中域を担当する10mmダイナミックドライバーに加え、高域専用のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを搭載しています。
このハイブリッド構成により、JBLらしいパワフルな低音はそのままに、繊細な高音域の描写力が飛躍的に高まりました。シンバルの響きやボーカルの息遣いなど、細かな音が埋もれずに聞こえてくるのは感動的ですね。各帯域を専用のドライバーが受け持つことで、音の分離感も格段に良くなっています。
LDAC対応によりワイヤレスでハイレゾ再生が可能
Androidユーザーにとって最大の朗報と言えるのが、高音質コーデック「LDAC」への対応です。Tour Pro 2ではSBCとAACのみの対応だったため、音質のポテンシャルを活かしきれない場面もありましたが、JBL Tour Pro 3では最大96kHz/24bitのハイレゾ音源をワイヤレスで伝送可能になりました。従来の約3倍のデータ量を送れるため、前述のデュアルドライバーの性能をフルに発揮できます。
音質スペックの比較目安
- Tour Pro 3:10mm DD + BA / LDAC対応 / 20Hz - 40kHz
- Tour Pro 2:10mm DD 単体 / SBC, AACのみ / 20Hz - 20kHz
空間オーディオがヘッドトラッキングに対応し没入感アップ
映画やライブ動画を楽しむ際に重要な「空間オーディオ」機能も進化しました。JBL Tour Pro 3では新たにヘッドトラッキング機能が追加されています。これは、頭の動きに合わせて音の定位をリアルタイムで制御する技術です。例えば右を向くと、音は左(正面の位置)から聞こえ続けるため、まるで目の前にスピーカーがあるようなリアルな体験ができます。Tour Pro 2の広がりのある音も優秀でしたが、没入感のレベルが一段階上がった印象ですね。
ノイズキャンセリング2.0による静寂性の進化
ノイズキャンセリング機能は「リアルタイム補正機能付きハイブリッドノイズキャンセリング 2.0」へとアップデートされました。周囲の騒音だけでなく、耳へのフィット感や音漏れを毎秒計算し、最適なキャンセリング強度を自動で生成してくれます。移動中にイヤホンが少しズレたり、メガネを掛けたりして隙間ができても、安定した静寂を保ってくれるのは非常に誠実な設計だなと感じます。
付属のフォームチップで物理的な遮音性も強化
JBL Tour Pro 3には、通常のシリコン製イヤーチップに加えて、フォームタイプ(低反発素材)のイヤーチップが1サイズ同梱されるようになりました。フォームチップは耳穴の形に合わせて密着するため、物理的な遮音性が非常に高いのが特徴です。これを活用することで、電気的なノイズキャンセリングと合わせて、より深い静寂を得ることが可能になりますね。
通話品質の改善と風切り音対策のアップデート
通話面では、6つのマイクシステムとAIアルゴリズムがさらに洗練されました。屋外で風が強い場所でも、自分の声をクリアに届けるための風切り音対策が強化されています。オンライン会議や外回りの多いビジネスパーソンにとっても、この進化は実用的なメリットが大きいと言えますね。自分の声を発すると自動で外音取り込みに切り替わる「スマートトーク」機能も引き続き搭載されており、利便性は抜群です。
JBL Tour Pro 3と2の違いから見極める後悔しない選び方

JBL Tour Pro 3と2の違いは、イヤホン本体の性能だけではありません。アイデンティティである「スマートケース」が、もはや単なる操作パネルを超えた存在になっています。ここでは、使い勝手の面での違いを整理しましょう。
ケースが送信機になるトランスミッター機能が便利すぎる
JBL Tour Pro 3の最大の目玉機能と言っても過言ではないのが、スマート充電ケースのトランスミッター化です。付属のケーブルでケースと外部機器をつなぐことで、Bluetooth非対応の機器の音をイヤホンに飛ばせるようになりました。例えば、飛行機の座席モニターや古いオーディオ機器、テレビなどに接続して、お気に入りのイヤホンでワイヤレス視聴ができるんです。
活用のヒント:低遅延モード
このケース経由の接続は非常に低遅延なのが特徴です。Nintendo Switchなどのゲーム機に接続すれば、Bluetooth特有の音ズレを気にせず快適にプレイできるため、ゲーマーの方にも強くおすすめしたい機能ですね。
Auracast対応で複数人との音声共有がスムーズに
次世代のBluetooth規格「Auracast」にも対応しました。ケース上の操作だけで、接続している音声を近くにある他のAuracast対応デバイスへブロードキャストできます。一台のタブレットで映画を見ながら、二人それぞれのイヤホンで音を共有するといった使い方が、専用のアプリなしで簡単に行えるようになります。Tour Pro 2にはなかった将来性の高い機能ですね。
本体重量の軽量化とバッテリー持ちの改善をチェック
機能が増えた一方で、イヤホン本体は軽量化されています。Tour Pro 2の約6.1gから、Tour Pro 3は約5.6gへと軽量化されました。わずかな差に思えるかもしれませんが、長時間の装着では耳への負担が確実に軽減されます。また、ケース込みの総再生時間も最大44時間(ANC OFF時)と、前作から4時間ほど伸びているのも嬉しいポイントですね。
| 項目 | JBL Tour Pro 3 | JBL Tour Pro 2 |
|---|---|---|
| イヤホン単体重量 | 約5.6g | 約6.1g |
| 最大再生時間(ケース込) | 約44時間 | 約40時間 |
| トランスミッター機能 | あり(USB-C/3.5mm) | なし |
どっちを買うべき?タイプ別のおすすめユーザー診断
結局どちらが良いのか、私の見解をまとめます。Androidスマホを使っていて、音質に妥協したくない方や、飛行機移動が多い方は間違いなくTour Pro 3が最適です。LDACの恩恵とトランスミッター機能は、その価格差を埋めて余りある価値があります。
一方で、iPhoneユーザーの方は注意が必要です。iPhoneはLDAC非対応(AAC接続)のため、Tour Pro 3の音質向上のポテンシャルを完全には引き出せません。トランスミッター機能に魅力を感じないのであれば、値下がりしているTour Pro 2を選んでコストパフォーマンスを重視するのも賢い選択かなと思います。
絶縁テープに注意!初期設定で戸惑わないためのコツ
最後に、購入後にありがちなトラブルをご紹介します。開封直後に「充電が始まらない」「ペアリングできない」と焦る方が多いのですが、実はイヤホンの充電端子部分に薄い絶縁テープが貼られています。これを剥がさないと電気が通らない仕様なので、まずはここをチェックしてくださいね。正確な設定方法は同梱のクイックスタートガイドや公式サイトをご確認ください。
まとめ:JBL Tour Pro 3と2の違い
まとめ
- ハイブリッドドライバー搭載で高音域の解像度が大幅にアップした
- LDAC対応によりAndroid端末でハイレゾ級のワイヤレス再生が可能になった
- スマート充電ケースがトランスミッターになり飛行機やゲーム機でも使いやすくなった
- ヘッドトラッキング付き空間オーディオにより映画や動画の没入感が向上した
- 本体重量が約0.5g軽量化され長時間の装着でも疲れにくくなった
- ノイズキャンセリング2.0への進化とフォームチップ付属で遮音性が高まった
- バッテリー持ちが最大44時間まで向上し充電頻度を減らせるようになった
- iPhoneユーザーはLDAC非対応のため自身の用途に合わせた慎重な選択が必要である
※数値データやスペックはあくまで一般的な目安です。最終的な判断や詳細な製品仕様については、JBL公式サイトをご確認ください。