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PS5に冷却ファンはいる?後付けが不要な理由と効果的な熱対策を徹底解説

PlayStation 5(PS5)で遊んでいると、本体が熱くなったりファンの音が大きくなったりして不安になることはありませんか?

ネットショップでは多くの「外付け冷却ファン」が販売されていますが、本当に効果があるのか疑問に感じている方も多いはずです。結論から言うと、ps5に冷却ファンはいるのかという悩みに対し、私は「基本的には不要」だと考えています。

PS5は非常に高度な設計で作られており、無理に外付けファンを足すことが逆に故障のリスクを高めてしまうこともあるんです。大切なゲーム機を長く守るためには、外部ファンに頼るよりも、内部の仕組みを知って正しいメンテナンスを行うことが何よりの近道になります。

この記事では、PS5の熱設計の秘密や、2026年現在だからこそ気をつけるべきメンテナンスのポイントを詳しくまとめました。この記事を読めば、無駄な買い物で後悔することなく、あなたのPS5を最高のコンディションに保つ方法がわかりますよ。

記事のポイント

  • 外付けファンが排熱の邪魔をしてしまう物理的な理由
  • PS5独自の「液体金属」による強力な冷却システムの実態
  • 公式が推奨している、故障させないための正しい掃除手順
  • ファンを買うよりも効果的な「設置場所」の改善ポイント

ps5に冷却ファンはいるのか?内部構造から見る不要な理由

PS5-横置き

PS5の熱対策を考える上で、まずは本体がどうやって熱を逃がしているのかを知ることが大切です。なぜ後付けのファンがいらないのか、その理由を詳しく紐解いていきましょう。

純正ファンが持つ驚きの冷却パフォーマンス

PS5には、開発段階で緻密に計算された大型のシロッコファンが搭載されています。このファンは両面から空気を吸い込み、内部のヒートシンク(放熱板)に効率よく風を送り届けるように設計されています。正常な状態であれば、この純正ファンだけで本体を冷やす能力は十分に備わっているんです。

安価な外付けファンを追加すると、この完成された空気の流れ(エアフロー)を乱してしまい、逆に内部に熱を溜め込んでしまう「バックプレッシャー」という現象が起きることがあります。「ファンを増やせば冷える」という単純な話ではないのが、精密機器の難しいところですね。

液体金属による熱伝導の仕組みとメリット

PS5の冷却システムが他のゲーム機と一線を画しているのは、熱を伝える素材に「液体金属」を採用している点です。一般的なグリスよりも圧倒的に熱を伝えやすいため、プロセッサが発生させる強烈な熱を瞬時にヒートシンクへ移動させることができます。

この非常に効率的なシステムがあるからこそ、巨大なヒートシンクがその役割を全うできるのです。外部から風を当てるだけでは、この内部の熱移動効率を超えることは難しいため、外付けファンの効果が限定的だと言われる大きな理由の一つになっています。

経年劣化で起こる液体金属の酸化と偏り

ただし、発売から数年が経過した個体(特に初期型)では、液体金属の劣化という問題が浮上しています。長年の使用で液体金属が酸化したり、重力で偏って「ドライスポット(熱が伝わらない隙間)」ができたりすることがあるんです。

もし内部でドライスポットができている場合、どれだけ外からファンを回しても熱は逃げません。「掃除をしたのにファンの音がうるさい」「突然電源が落ちる」といった症状が出る場合は、外部ファンで解決しようとせず、速やかにメーカーサポートへ相談することをお勧めします

縦置きより横置きが推奨される物理的理由

長らく議論されてきた「縦置きか横置きか」という問題ですが、内部の液体金属を安定させるという観点からは、横置きにメリットがあります。縦置きだと、どうしても液体金属が重力で下側に偏りやすくなるという報告があるからです。

スペースの問題もありますが、長期的に冷却効率を維持したいのであれば、横置きでの運用を検討してみてください。これだけで、特定の場所に熱がこもるリスクを減らすことができます。これも立派な熱対策の一つですね。

モデルごとの熱密度の違いとファンの挙動

PS5はモデルチェンジのたびに設計が見直されています。小型のSlimモデルは筐体が小さくなった分、熱がこもりやすい特性がありますが、その分ファンが効率よく回るようにプログラムされています。また、最新のProモデルではさらに排熱効率が強化されています。

どのモデルでも、排気口から熱い風が出るのは正常な動作です。正確な仕様については公式サイトをご確認いただきたいのですが、「外側が熱い=冷えていない」と勘違いして、慌てて外部ファンを買う必要はありません。

ps5に冷却ファンはいるのかと考える前にすべき熱対策

外部ファンを追加するよりも、今あるPS5の性能を100%引き出すための方法があります。誰でもできる、本当に効果的な対策を紹介します。

公式の掃除機能ダストキャッチャーの活用

PS5には、ホコリを掃除機で吸い出すための「ダストキャッチャー」という専用の穴が備わっています。本体カバーを外すと見えるこの穴を活用すれば、分解することなく内部のホコリを効率よく除去できるんです。

掃除のポイント

  • 本体が冷めてから作業を行う
  • ダストキャッチャーに掃除機のノズルを当てて吸い出す
  • これを数ヶ月に一度行うだけで、冷却効率は劇的に改善します

外部ファンに数千円払うなら、まずはこの「吸い出す掃除」を習慣にする方が、PS5の寿命を確実に延ばしてくれますよ。

排気した熱を吸わせない設置のレイアウト

実は、一番多いトラブルの原因が「設置場所」です。テレビラックなどの狭い場所に押し込んでいると、背面の排気口から出た熱い空気を、そのまま前面の吸気口が吸い込んでしまう「再循環」が起きてしまいます。

本体の周り、特に背面には10cm以上の十分なスペースを空けてください。これだけで内部温度は数度変わることもあります。もし風通しを良くしたいなら、PS5にファンを付けるのではなく、部屋全体の空気を動かすサーキュレーターを回す方が理にかなっています。

内部を壊すリスクがあるエアダスターの罠

掃除をするとき、エアダスターでプシューッとホコリを飛ばしていませんか?実はこれ、PS5では絶対に避けてほしい行為です。勢いよく空気を吹き込むと、表面にあったホコリが基板の奥や光学ドライブのレンズにまで入り込み、故障の原因になるからです。

PS5の掃除は「吹き飛ばす」のではなく「掃除機で吸い出す」のが鉄則です。この基本を守るだけで、余計なトラブルを未然に防ぐことができます。

爆音やシャットダウンが起きた時の対処法

ゲーム中にファンが最大回転になったり、「PS5が高温になっています」という警告が出たりする場合は、設置場所やホコリ以外の問題(液体金属の劣化など)が考えられます。

清掃や設置場所の改善をしても症状が治まらない場合は、ハードウェア的な故障の可能性があります。この状態のまま使い続けると他の部品まで傷めてしまうので、最終的な判断は専門のメーカー修理に任せるのが一番安全で確実な解決策です。

冷却を補助する周辺パーツの正しい選び方

それでも何か対策をしたい!という場合は、内蔵SSDを増設する際に「ヒートシンク付き」のモデルを選ぶのが正解です。SSDは非常に発熱するため、ここをしっかり冷やすことでシステム全体の負担を軽くできます。

外付けファンという「足し算」の対策よりも、純正の機能を邪魔しない「整え」の対策を意識してみてください。適切なメンテナンスさえしていれば、PS5は本来の性能を長く発揮してくれるはずですよ。

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まとめ:ps5に冷却ファンはいるのか

まとめ

  • PS5の外部冷却ファンは純正のエアフローを邪魔するリスクがあるため不要である
  • 液体金属を使用した純正の冷却システムは非常に完成度が高く設計されている
  • 熱トラブルの多くは外部ファン不足ではなくホコリ詰まりや設置場所が原因である
  • 公式の「ダストキャッチャー」を使い、定期的に掃除機で吸い出すことが重要である
  • ホコリを奥に押し込んでしまうため、清掃時にエアダスターは使用しない
  • 2026年現在は初期型モデルを中心に液体金属の経年劣化にも注意が必要である
  • 異常な騒音や熱暴走が続く場合は無理せずメーカーサポートを頼るのが最善である
  • 記事内の数値は一般的な目安のため、正確な情報は公式サイトを確認すること

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