PS5を購入した際、あるいはレイアウトを変更する際に、誰もが一度は「縦置きと横置き、結局どっちがいいの?」と悩みますよね。ネット上には「縦置きは壊れる」「横置きは場所を取る」といった様々な情報が飛び交っており、不安になるのも無理はありません。私自身も最初はデザイン重視で縦置きにしていましたが、ある理由から配置を見直した経験があります。この記事では、最新のPS5 SlimやProの仕様も踏まえ、あなたにとって最適な置き方を決定するための情報をわかりやすく解説します。
PlayStation 5をAmazonで見る記事のポイント
- 耐震性とコストを重視するなら横置きがベストな選択
- 「縦置きで液体金属が漏れる」という噂の真相と安全性
- 新型モデルユーザーが知っておくべきスタンドの追加費用
- あなたの部屋環境に合わせた最適な設置スタイルの提案
ps5の縦置きと横置きはどっち?結論は横置き推奨

結論から申し上げますと、日本国内での使用において、私が最もおすすめするのは「横置き」です。もちろん、公式にはどちらの向きでも問題ないとされていますが、実際の運用環境やコスト面を深掘りしていくと、横置きの方に明確なメリットが見えてくるからです。ここでは、なぜ横置きが推奨されるのか、その具体的な5つの理由を解説します。
①地震の転倒リスクがない横置きが日本では圧倒的に安全
私たちが住む日本において、最も無視できないのが地震のリスクです。PS5は歴代のゲーム機の中でも特にサイズが大きく、重量も約4.5kg前後とヘビー級です。縦置きの場合、どんなにしっかりしたスタンドを使っていても重心が高くなるため、震度5強以上の大きな揺れが来た際に転倒するリスクをゼロにはできません。
もし倒れてしまえば、本体の故障だけでなく、接続しているHDMI端子の破損や、床・家具への傷、最悪の場合は怪我につながる恐れもあります。その点、横置きであれば物理的に「倒れる」という概念が存在しません。高価なハードウェアを守るという意味でも、精神的な安心感という意味でも、耐震性において横置きに勝るものはないのです。
②新型SlimやProならスタンド代が節約できる横置き
これは最近のモデル(SlimモデルやPS5 Pro)を購入した方にとって、非常に大きなポイントです。実は、初期型のPS5には縦横両対応の立派なスタンドが付属していましたが、新型モデルでは縦置きスタンドが「別売り」に変更されています。
モデル別のスタンド事情
- 初期型:縦横両対応のスタンドが同梱
- Slim / Pro:横置き用フットのみ同梱(縦置きスタンドは約4,000円で別売り)
つまり、新型で縦置きをするには、本体価格に加えて約4,000円の追加出費が必要になるのです。横置きであれば、同梱されているプラスチック製のフットを使うだけで追加コストはかかりません。「向きにこだわりはないけれど、無駄な出費は抑えたい」という方にとって、この差は大きいですよね。浮いたお金で新作ソフトが1本買えてしまいます。
③静音性を重視するならディスク回転音が響かない横置き
ゲームプレイ中や映画鑑賞中に気になる「ブーン」という動作音。特にディスクドライブ搭載モデルでUHD Blu-rayディスクを回している時は、それなりの振動が発生します。
構造的に見ると、縦置きは接地面積が狭いため振動が逃げにくく、設置しているデスクや棚板と共振して「唸り音」が増幅されやすい傾向にあります。一方で横置きは、広い面で接地するため振動が分散・吸収されやすく、結果として共振音が抑えられることが多いのです。静かな環境で没入したい方には、安定感のある横置きが有利に働きます。
④冷却性能や排熱効率はどちらの向きでも変わらない事実
よく「熱い空気は上に上がるから縦置きの方が冷える(煙突効果)」という話を聞きませんか?実はこれ、PS5のような強力なファンを持つ機器においては誤差レベルの話なんです。
ソニーの公式見解や多くの技術検証でも、「冷却性能は縦置きでも横置きでも変わらない」と結論付けられています。PS5に搭載されている大型ファンは非常に強力で、自然な空気の流れを無視できるほどの力で強制的に空気を循環させています。ですので、「熱暴走が怖いから縦置きにしなきゃ」という心配は不要です。どちらの向きでも、設計通りの冷却性能を発揮してくれます。
⑤メンテナンスや掃除のしやすさはホコリを防ぐ横置き
長く使っていると避けられないのがホコリの問題です。縦置きの場合、構造上どうしても上部に通気口がくるため、部屋の中を舞って落ちてくるホコリが、電源オフの間に内部へ侵入しやすくなります。
横置きにすると、白いカバー(フェイスプレート)が屋根のような役割を果たしてくれるため、通気口へのホコリの直接的な侵入をある程度防いでくれます。また、掃除機で吸ったりダストキャッチャーを掃除したりする際も、横置きの方が安定しているため作業が楽です。ホコリは故障の主要因の一つですから、メンテナンス性の高さも横置きの隠れたメリットと言えます。
ps5の縦置きと横置きはどっちでも故障なし?噂を検証

「横置き推奨」の話をしてきましたが、もちろん縦置きがダメなわけではありません。しかし、ネット上には「縦置きにすると壊れる」というショッキングな噂が存在します。ここからは、その噂の真偽と、縦置きを選択する場合に知っておくべき正しい知識について深掘りしていきます。
縦置きで液体金属が漏れるという噂は修理業者の誤解
「PS5を縦置きにすると、内部の液体金属が重力で垂れてきて基板がショートする」
こんな噂を目にしたことはありませんか?これは2023年頃に海外で拡散された情報ですが、結論から言うと、これは誤解に基づくデマ(都市伝説)に近いものです。
噂の発端と真相
この情報は、ある海外の修理業者が「開封済み」や「破損した」個体を見て発信した動画が、誤って「新品でも起こる設計ミス」として拡散されてしまったものです。後に発信元のメディアも記事を訂正しています。
通常の使用において、重力だけで液体金属が漏れ出すことはまずありませんので、この噂を理由に縦置きを避ける必要はありません。
ソニーの特許技術により故障のリスクは対策済みで安心
そもそも、メーカーであるソニーも液体金属の扱いの難しさは百も承知です。そのため、PS5では液体金属が絶対に漏れ出さないよう、二重三重の封止技術(特許取得済み)を採用しています。
CPUの周りを特殊なスポンジ状のシールド材で囲い、さらに液体金属の表面張力を計算して、どんな向きになっても留まるように設計されています。専門機関の検証でも、分解してシールを破ったり、激しい衝撃を与えたりしない限り、漏洩は発生しないことが証明されています。公式が「縦置きでも問題ない」と明言しているのは、この技術的な裏付けがあるからこそなのです。
寿命を縮めないために重要なのは向きより壁からの距離
では、PS5の寿命を左右するのは「向き」ではないとしたら、何が重要なのでしょうか?それはズバリ、「熱のこもりやすさ」です。
縦置きか横置きかよりも、「壁や棚の背板から十分な距離(10cm以上推奨)を空けているか」、「密閉された狭いキャビネットに押し込んでいないか」の方が、寿命に与える影響は遥かに甚大です。排気口から出た熱気がスムーズに逃げるスペースを確保してあげること。これさえ守れば、どっちの向きで置いてもPS5は長持ちします。
スペースやデザイン重視で縦置きなら純正スタンド必須
「それでもやっぱり、スリムに見せたいしデスクの場所を取りたくない!」
その気持ち、よく分かります。PS5の美しい曲線を活かすなら縦置きが映えますよね。もし縦置きを選択する場合は、必ず「スタンド」を使用してください。
特にSlimやProユーザーの方は、別売りの純正スタンド(または信頼できるサードパーティ製)を購入することを強くおすすめします。スタンドなしで直立させることは物理的には可能ですが、地震などの揺れに対してあまりに無防備です。デザインを楽しむためにも、足元の安全確保だけはコストを惜しまないでください。
横置きがダサいと感じる人はインテリアに馴染む工夫
一方で、横置きを敬遠する理由として「見た目がダサい」「存在感がありすぎる」という声も聞かれます。確かに、あの独特な形状が横たわっていると目立ちますよね。
そんな時は、テレビ台の中(通気性は確保しつつ)に収納してしまうか、あるいは周りのガジェットやインテリアと色味を合わせることで馴染ませることができます。最近では黒色の交換用カバーなども販売されているので、部屋の雰囲気に合わせてカスタマイズするのも一つの手です。「ダサい」を「個性」に変えて、安全な横置きライフを楽しむのも悪くないですよ。
まとめ:ps5の縦置きと横置きはどっちが合うか再確認
まとめ
- 耐震性と安全性を最優先するなら「横置き」一択。
- SlimやProユーザーは「横置き」ならスタンド代が不要。
- 静音性やホコリ対策の面でも「横置き」がやや有利。
- 「縦置き」で故障するという噂は誤解なので心配無用。
- 縦置きにする場合は、必ずスタンドを使用して転倒防止を。
- 寿命を守る鍵は、向きよりも「通気性」の確保である。