Razer BlackShark V2は、ゲーミングに最適なヘッドセットであり、その高い性能とカスタマイズ性が魅力です。
特に、サウンドカード「Synapse」を使った設定で、自分好みの音質に調整できます。
この記事では、Razer BlackShark V2の設定方法や使用感について詳しく解説します。
FPSゲームやAPEXをプレイする方に最適なイコライザー設定も紹介しています。Razerの技術が詰まったBlackShark V2で、ゲーム体験をさらに向上させましょう。
記事のポイント
- Razer BlackShark V2の基本的な性能と特徴を理解できる。
- サウンドカード「Synapse」の使い方と設定方法がわかる。
- FPSゲームやAPEXに最適なイコライザー設定を学べる。
- BlackShark V2のメリットとデメリットを把握できる。
razer blackshark v2レビュー!サウンドカードの設定など
razerとは
Razerは、ゲーミング製品の開発で知られる企業です。
設立当初から、ゲーマー向けに特化したハードウェアやソフトウェアを提供しています。
特にマウスやキーボード、ヘッドセットなどの周辺機器で有名です。
Razerの製品は、性能の高さとデザインのカッコ良さが特徴で、多くのゲーマーから支持されています。
また、Razerは「Razer Synapse」というソフトウェアを提供しており、これによりデバイスの設定を細かく調整することが可能です。
razer blackshark v2の性能
Razer BlackShark V2は、優れた音質と快適な装着感を提供するゲーミングヘッドセットです。
このモデルは、特にFPSゲームなどでの音の定位に優れており、敵の位置を正確に把握することができます。
また、50mmのドライバーを搭載しており、クリアで迫力のある音響を実現しています。
さらに、通気性の良いイヤーパッドと軽量設計により、長時間の使用でも快適にプレイできます。
特筆すべきは、USBサウンドカードが付属しており、これを使用することで音質のカスタマイズが可能になる点です。
これにより、より自分好みのサウンド体験を楽しむことができます。
スペック
スペック | 詳細 |
---|---|
ドライバーサイズ | 50mm |
周波数応答範囲 | 12Hz - 28kHz |
インピーダンス | 32Ω |
感度 | 100dB |
マイクタイプ | 単一指向性 |
重量 | 約262g |
接続 | 3.5mmオーディオジャック、USBサウンドカード |
付属品 | USBサウンドカード、キャリーバッグ |
メリット・デメリット
メリット
- 音の定位が優れており、FPSゲームで敵の位置を正確に把握できる
- 50mmドライバーによるクリアで迫力ある音質
- 通気性の良いイヤーパッドで長時間使用しても蒸れにくい
- 軽量設計で頭部への負担が少ない
- USBサウンドカード付きで、PC使用時の音質調整が可能
デメリット
- 高音が強調されすぎるため、耳障りに感じる場合がある
- サウンドカードを使用しない場合、音質が十分に発揮されないことがある
- イコライザー設定が必要で、設定に手間がかかる可能性がある
- ケーブルが着脱不可で、断線時の交換が難しい
- ヘッドセットのサイズが大きいため、頭の小さい人にはフィットしにくい
サウンドカードの設定アプリ「Synapse」
Razer BlackShark V2に付属するUSBサウンドカードの設定は、Razerの「Synapse」というアプリで行います。
このアプリは、ヘッドセットの音質やマイクの設定を細かく調整できる便利なツールです。
サウンドの設定画面に進むと、イコライザーやサラウンド効果の調整が可能です。
特にイコライザーは、自分の好みに合わせて音のバランスをカスタマイズすることができます。
例えば、FPSゲームをプレイする場合、足音が聞き取りやすくなるように中音域を強調する設定が推奨されます。
また、マイクの設定も同じアプリ内で行え、ノイズキャンセリングやマイクの感度を調整することができます。
これにより、クリアな音声でコミュニケーションが可能です。
Razer BlackSharkV2使用感
Razer BlackShark V2を実際に使ってみると、その快適な装着感が印象的です。
ヘッドセットは非常に軽量で、長時間のゲームプレイでも頭に負担がかかりにくいです。
また、通気性の良いイヤーパッドは、蒸れにくく、快適な使用感を提供します。
音質については、50mmドライバーのおかげで非常にクリアで、特にゲーム内の音の定位が素晴らしいです。
FPSゲームでは、敵の足音や銃声の方向が明確にわかり、ゲームプレイに大きな利点をもたらします。
さらに、USBサウンドカードを使用すると、音質のカスタマイズが可能で、自分好みのサウンドを楽しむことができます。
ただし、高音がやや強調されているため、一部のユーザーには耳障りに感じることがあるかもしれません。
イコライザー設定でこの問題を解決できるため、カスタマイズが可能な環境での使用をお勧めします。
全体的に、Razer BlackShark V2は、性能と快適さを兼ね備えた優れたゲーミングヘッドセットと言えるでしょう。
razer blackshark v2のサウンドカード設定方法
「Synapse」の使い方
Razerの「Synapse」は、Razer製品の設定をカスタマイズするためのアプリです。
Razer BlackShark V2を最大限に活用するために、このアプリの使い方を説明します。
まず、Razerの公式サイトからSynapseをダウンロードし、インストールしてください。インストールが完了したら、アプリを起動し、Razerアカウントでログインします。
アプリのホーム画面には、接続されているRazer製品が一覧表示されます。ここで「Razer BlackShark V2」を選択します。
選択すると、サウンド設定の画面が表示され、さまざまな調整が可能になります。
音量の調整、マイクの感度設定、そしてイコライザー設定などが行えます。
例えば、マイクのノイズキャンセリング機能をオンにすることで、雑音を減らし、クリアな音声を届けることができます。
すべての設定は、使用者の好みに合わせて調整可能なので、自分に最適な音質を見つけてください。
イコライザー設定とその効果
イコライザー設定は、音のバランスをカスタマイズするための機能です。
Razer BlackShark V2では、Synapseを使って簡単にイコライザー設定ができます。ここでは、低音、中音、高音の各周波数を自分の好みに合わせて調整できます。
例えば、FPSゲームをプレイする場合、足音や銃声を聞き取りやすくするために中音域を強調すると良いでしょう。
また、映画や音楽を楽しむ際には、低音を強調して迫力あるサウンドを再現することができます。
このように、イコライザー設定によって、ゲームのジャンルや用途に応じた最適な音質を得ることができます。
イコライザーを調整することで、音の透明感や迫力を大幅に向上させることができます。
特にRazer BlackShark V2のような高性能ヘッドセットでは、細かな音のニュアンスまで再現できるため、より没入感のある体験を楽しむことができるでしょう。
APEXおすすめイコライザー
※サラウンドオフで使用しておりますので、お試しの際はサラウンドを切ってお使いください。また音に関して個人差がかなりある領域ですので向き不向きがあることをご留意ください。
①やや低音寄り中音ベース
31Hz | 63Hz | 125Hz | 250Hz | 500Hz |
-8 | -10 | 1 | 7 | 8 |
1kHz | 2kHz | 4kHz | 8kHz | 16kHz |
9 | 7 | 5 | 4 | 3 |
ポイント
いわゆる足音が多い、低音域から強く出しつつ、ピークを中音域の真ん中付近にしています。
全体的に音が大きくなりますが、銃声は耳を突くような音でないのがポイントです。
バグを除いて定位はほぼとれます。
②低音高め
31Hz | 63Hz | 125Hz | 250Hz | 500Hz |
-8 | -7 | 0 | 10 | 10 |
1kHz | 2kHz | 4kHz | 8kHz | 16kHz |
9 | 7 | 5 | 4 | 3 |
ポイント
①とほぼ一緒ですが、ピークを低音域にしています。より低い音を逃さない用に作ったものです。疲れているときなど、集中できてない時は①でなくこちらでやることもあります。
③平均的高音寄り
31Hz | 63Hz | 125Hz | 250Hz | 500Hz |
4 | 5 | 8 | 7 | 6 |
1kHz | 2kHz | 4kHz | 8kHz | 16kHz |
5 | 7 | 3 | 11 | 8 |
ポイント
①を作るまで使用していたもの。全体的に高めになるので、高音寄りが好みの方には聞こえやすいと思います。
なれてない人には少し耳が痛くなるような音かもしれません。
音の解像度と定位について
Razer BlackShark V2の優れた特徴の一つは、音の解像度と定位です。
音の解像度とは、音の細かなディテールをどれだけはっきりと聞き分けられるかを指します。
Razer BlackShark V2では、50mmのドライバーを搭載しており、これにより非常にクリアな音質が得られます。
このため、ゲーム内の細かな音、例えば足音や背景の環境音なども明確に聞き取ることができます。
また、音の定位は、音がどの方向から聞こえてくるかを正確に判断する能力です。これが優れていると、ゲーム中に敵の位置を把握しやすくなります。
Razer BlackShark V2は、この定位性能が非常に高いため、FPSゲームなどで特に役立ちます。
例えば、敵が背後から接近している際にも、足音を頼りにその方向を即座に判断することが可能です。
まとめ:razer blackshark v2はコスパ最強ヘッドセット!サウンドカード搭載で設定も容易
まとめ
- Razerはゲーミング製品を開発する企業で、性能とデザインに優れる。
- BlackShark V2は、50mmドライバーを搭載し、クリアな音質を提供。
- サウンドカード「Synapse」を使って、イコライザー設定などをカスタマイズ可能。
- ゲーム内の音の定位に優れ、特にFPSゲームで効果を発揮する。
- 通気性の良いイヤーパッドと軽量設計で、長時間の使用でも快適。
- 高音が強調される傾向があり、イコライザー設定が推奨される。
- 付属のUSBサウンドカードで、音質の細かい調整が可能。